高級ホテルは一体誰が泊まるのか?
外資系高級ホテルと日系高級ホテルの客層から考察してみます。
高級ホテルの客層
一口に高級ホテルと言っても、歴史のあるホテルから新しいホテル、それから外資系か日系かどうかでも差があります。
具体的な客層の職業や利用シーンなどは、もちろんホテル側の方が詳しいはずですが、そんな情報を公開するわけもありません。
そこで今回は、高級ホテルを練り歩いてきた一般客の私が、見た目から無理やり考察していきたいと思います。
まず、高級ホテルの客層は、次のような傾向があると思います。
(1)日系の老舗高級ホテル
伝統的な資産家あるいはトップ経営層が多い印象です。
身なりがきちんとした男性経営者と多く出会えます。
帝国ホテル東京やオークラ東京などは顕著です。
やはり、ホテルに歴史があると、長年足を運んできたお客さんがいるのですね。
クラシックな雰囲気を求める方には、うってつけの高級ホテルだと言えるでしょう。
(2)その他の日系高級ホテル
いわゆる御三家(帝国ホテル、オークラ、ホテルニューオータニ)の客層は高齢気味ですが、それ以外の日系の高級ホテルになると、中年層が多くなる印象です。
特に中年のご夫婦が宿泊されている印象を受けます。
結婚記念日などで利用するのは素敵なことですよね。
職業までは分かりませんが、高収入帯の余裕のある方が多いのかな、と勝手に推測しています。
(3)外資系の老舗高級ホテル
外資にも老舗高級ホテルがあります。
パークハイアット東京などは特にそうでしょう。
ここでよく見かけるのは、若い世代の富裕層で、リピート客の方です。
長く営業しているだけあって、やっぱりファンがいるのです。
場に慣れている感の人々とよく出会い、そして洗練されたファッションの方ともよく出会います。
世間一般の高級ホテルの印象がそこにはあります。
(4)新しい外資系高級ホテル
ただ、そうは言っても、外資系の日本への参入は始まったばかり。
そういったホテルの客層は、どちらかというと若い人でかなりラフな服装の人々が多い印象です。
また、外国人宿泊者の比率もぐんと上がります。
ですから、こういったホテルの利用者の客層や職業がいまいち掴みきれません。
これからの世代とともに成長していくホテルだと言えるでしょう。
まとめ
こうしてみると、外資系か日系か。伝統的か新しいかによって、ホテルの客層が異なっているので、見比べてみると面白いものです。
高級ホテルといっても、一様に同じではなく、個性があるのですよね。
あなたにはきっとあなた好みのホテルがあると思います。
結局何度も行くとなると、居心地の良さ、すなわち客層が大切になってくるので、客層に着目してホテル選びをすると面白いかも知れません。
あなたもホテルの空間を彩る一員となって、ホテルステイをお楽しみください。