高級ホテルって、普通のホテルとどう違うのでしょうか?
今日はそのあたりを深掘りしていきたいと思います。
高級ホテルの定義
ではまず、何をもって高級ホテルなのか、その定義について考えてみたいと思います。
一般的には、高価格帯であることが求められます。
具体的には一般客室が最低でも5万円以上であることだと言えるでしょう。
それぐらいになると、高級ホテル感が出ます。
さらに、ホテルファンからすると、ミシュランかフォーブスの格付けで4つ星以上のホテルが対象になる、ということも付け加えたいと思います。
決して、こうした格付け会社の格付けを鵜呑みにするわけではないですが、客観的な基準としては良い存在だと思います。

何がいい?
さて、では、高級ホテルの何がいいのでしょうか?
この話題は高級ホテルファンであれば、喜んで答えてくれるでしょう。
例えばこうです。
- 丁寧で親身なサービスを受けられる
- パーソナライズされたサービスを受けられる
- 高級感のある空間で過ごすことができる
- 清掃が行き届いており、清潔感がある
- 民度(客層の質)が高い
- セキュリティ面でより安全

何が違う?
ここから見えてくることは、よりホスピタリティのあるサービスの提供です。
特にパーソナライズされたサービスは、最たる例でしょう。
個別のお客さんの要望を聞いて(時には察して)、客室のセッティングをはじめとしたサービスの提供面で実現してくれるのです。
例えば私は、とあるホテルを利用する時にDVDプレイヤーのセッティングを要望しました。
そして2回目に利用した時、普通にDVDプレイヤーが設置されていました。
何も言っていないのに。
これぐらいのことは平然とやってのけます。
その他にも、室温の好みだとか、食事類の好みだとか、その他行動傾向について好みを把握してサービスを提供してくれます。
これ、シティホテルでも厳しいと思うのです。
こういった、より個人に密接したサービスの提供を受けようと思ったら、高級ホテル一択になりますね。
気に入ったホテルを見つけて、スタッフの方とよくコミュニケーションをとって、何度も通えば虜になると思いますよ。
だから、色んなホテルに泊まるのではなく、早く定宿候補を見つけて通い始めたほうが活用例としては良いです。
定宿を持たずに色々なホテルを巡るのは、高級ホテルの良さの半分しか魅力がわかっていないことになりますから。

なぜ高い?
なんとなく高級ホテルの魅力がわかったでしょうか。
ようは唯一無二のサービスを提供してもらえるところがポイントです。
あとの高級感だとかセキュリティ面だとかはおまけです。
と、いうことは、なぜ高いかもある程度分かってきます。
- 豪華絢爛な設備の維持費
- より個々人に時間を割くための人件費
- より個々人にサービスを提供するための経費
- 客層を保つための高価格設定
実際、ホテルを利用すれば、なぜ高いのかは納得できます。
あれだけの設備とサービスを維持するためには、なるほど高額にならざるを得ない、と。
また、仮に価格を下げられる経営状態だったとしても、客層の質を維持するためにも、高い宿泊料の設定は必須と言えるでしょう。
近年あった、国のGoToキャンペーンで、普段利用しない層が利用したところ、相当、サービス提供側が苦労したと聞いています。
ホテルの空気感は、スタッフと宿泊客が作り出します。
一方的にサービスが受けられればいい、自分さえ良ければそれでいい、元を取るために食い散らかしてやる、といった考えのお客さんはいらないのです。
そういった人が利用してしまえば、ホテルの空気が悪くなるのは明白ですからね。
ですから色々な意味で、高級ホテルの宿泊料は高いし、高く設定するしかないとも言えるでしょう。

違いのまとめ
高級ホテルとそれ以外のホテルとの違いをまとめると以下のとおりです。
- より高い宿泊費
- より丁寧で親切な接客
- より高級感のある空間
- より行き届いている清掃
- より高いセキュリティ
- より個人に合わせたサービスの提供
皆さんもぜひ、高級ホテルステイの良さを体感してみてくださいね!
