難問「音楽で飯は食えない」への対処法

難問「音楽で飯は食えない」への対処法

音楽で生活ができない。たしかに。では、好きなことで生きていくためには、どうすればよいのだろうか。

もくじ

質問!音楽業界への印象は?

質問です。あなたは、音楽業界に対して、どのような印象を持っていますか?

「華やかに活躍している人がいて素敵」だとか「好きなことを仕事にしていてうらやましい」といったポジティブな印象もあるでしょう。

しかし、その反面、「音楽で飯は食えない」「音楽貧乏」といったネガティブな印象もあるはずです。

実際のところ、それは本当で、大半の音楽家は音楽一本で裕福とはなりません。

駆け出しの人ならなおのことそうでしょう。

そこで、今回は、「一発当ててビッグになる!」という宝くじのようなコースを除いた、「音楽で飯は食えない」という難問への対処法・解決策を提示したいと思います。

対処法① 人生後半に専業音楽家

私が一番にお勧めしたいのは、人生の前半(である40歳頃まで)は資産形成に励み、基礎的な財産や活動費用を得てから音楽家として起業する、というプランです。

このプランの良いところは、失敗しても問題ない点と、新卒カードや若い頃の転職機会を活かせる点です。

すでに資金は作ってありますから、借り入れや無理な設備投資などしなければ、資金が続く限り専業音楽家として活動できます(=好き勝手に、自由に、自分好みの音楽活動ができる!)。

また、新卒カードや若い頃の転職機会を活かせるため、会社員人生の収益性を最大化できる可能性があります。

このプランのコツは、「老後資金」、「生活資金」、「音楽活動資金」の3つの貯蓄の機会を作るということです。

今の時代であれば、老後資金対策としてiDeCo(イデコ)等個人年金の積立、生活資金・音楽活動資金のとりあえずの運用口としてNISA(ニーサ)による資産運用が無難な選択でしょうか。

無論、資産運用に正解はありませんが、やるべきこととしては数万円を各口座に定期的に入金し、比較的リスクの高くない金融商品に投資しておくということです。

特に、10代の音楽家志望の方に私は言いたい。

「その願望、人生の後半に叶えられますよ」と。

わかっていますよ。あなたの言いたいことはよくわかります。

このプランのデメリットは、若手音楽家が生まれない点です。

「俺はもっと早く音楽家になってビッグになるんだ!」という野心家の方の衝動に、応えきれていない回答だと自覚しています。

ですが、こう考えてみてはどうでしょうか。

  1. まずは就活に失敗した人、就活をしなかった人の末路(口コミ)を検索して調べてみる
  2. その上で、目先の就活を頑張り、5年経過してもどうしても音楽家になりたかったら会社員を辞める

人生は、危ない橋を渡るべきではありません。

少なくとも、身の安全を守る「保険」を掛けていなければなりません。

それが賢い方法であり、それが結局、あなた自身を救います。

対処法② 正社員しながら兼業音楽家

2つ目に、兼業音楽家という道も次点で推したいと思います。

専業よりも活動時間が取れなくなりますから、十分な創作や演奏の時間の確保は困難でしょう。

また、残業が多かったり、業務負担が高いような仕事に就いた場合は、休日に意欲的に取り組めるか疑問です。

こういった点は、兼業音楽家のデメリットと言えるでしょう。

しかし、兼業の場合は、何と言っても資金不足の心配がほとんどない点です。

お金を気にせず活動できるのはストレスフリーで良いですよね。

さらに、日々セミプロとして活動していく中で、プロ(専業)になれるチャンスを手にできる可能性も秘めていますから、悪いプランではありません。

地道にプロを目指したい方やワークライフバランスに優れた職場で働いている方には、おすすめです。

対処法③ 低い生活費で専業音楽家

最後に、あまりお勧めしませんが、専業音楽家に早期になるプランも示しておきます。

ただし、この場合、初期は必ず収入が安定しないので、低い収入となってしまいます。

したがって、相当低い生活費で生活する節約スキルが求められます。

また、成功できなかった場合は、この状態が一生続くので、老後も貧乏になる可能性が非常に高いです。

ですので、このプランはハイリスク・ローリターンであり、リスクが高い割には得るものが少ないので、私は全くお勧めしません。

「バイトしながらミュージシャンをやっています」というのは、正直かっこよくないですし、賢くもないです。

貴重な新卒カードを捨てて、がむしゃらに頑張れる20代特有の体力を何の見返りもないアルバイトに費やすのは、得策ではありません。

あなたがこの状態でかつ20代であれば、まだ方向転換できる可能性があるので、考え直してみてはいかがでしょうか。

まとめ

人生に正解はありません。

どんな選択が正しいのかも分かりません。

しかし、避けたほうが良い道や危険性を低下させる方法は存在します。

そのノウハウを学んで実践するのは、悪いことではないでしょう。

どうか、あなたの人生や音楽活動が良い方向に転ぶことを祈っております。

このブログ記事が、あなたの人生の羅針盤となれば、とても嬉しく思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

音楽新都心 編集長音楽新都心 編集長

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